10年のあゆみ

ひた水環境ネットワークセンターは2002年で設立10周年を迎えました。 設立から10年の様々な活動の記録を紹介します。

水量増加運動

私たちは自然環境や資源にやさしい真の豊かな生活の実現に向け、これまでの過剰な消費生活を反省し、生活改善に努めようと考えました。その一環として川と共に暮らした文化を呼び戻すために水量の増加を求めた運動です。

水量増加運動の経緯
     
H9.   市民や行政関係者などから、平成11年3月の松原ダム発電所、柳又発電所の 水利権更新にむけて、この期に水量を増やすための運動が必要ではないかとの話が出始める。
H10. 5/16 民間団体などで「三隈川の水量増加」推進実行委員会発足 (日田市)
H10. 5 実行委員会が市や市議会に対して、協力の要望書を提出。(両者とも快諾)
H10. 7 「大山川の水量増加」署名実行委員会発足 (大山町)
H10. 9 署名活動(日田市40,681名、72% 大山町3,386名、85%)
H10. 9/29 市民総決起集会(市民会館 1,400名)
H10. 10/12
10/21
10/26
11/10
要望書提出(建設省、通産省、大分県、九州電力へ)
H11. 2/25 九電へ再度要請行動 
H11. 2/26 九州電力が建設省へ柳又発電所の水利権の更新申請。(従前と同じ内容)
H11. 2/26 大山川・三隈川流量検討会発足
H11. 3/31 柳又発電所の水利権許可期限。
H11. 9 建設省が九電に対し、平成11年3月までの一年間の水利権を許可。
H11. 12/14 三隈川・大山川河川環境協議会発足。
H12. 3/15 三隈川・大山川河川環境協議会にて、柳又発電所の水利権(大山川ダム堰からの放流量)について合意
H13. 3 三隈川・大山川河川環境協議会にて、松原発電所の水利権(松原ダムからの放流量) について 合意
H13. 10 大山川ダム堰の改修工事開始(放流量増加、魚道設置のため)
H14. 3 大山川ダム堰の改修工事完了
H14. 3/21 大山川ダム堰から毎秒 4.5m3 の放流開始
H14. 9 30cmを超える尺鮎が数多く漁獲される
H14. 10 松原ダムの改修工事開始
H15. 3 松原ダムの改修工事完了予定(毎秒0.5m3から、1.5m3へ増量予定)