ひた水環境ネットワークセンター

残された課題について

 三隈川・大山川河川環境協議会の会議の中で、流量については合意されましたが、その際、更新時期までの時間がなかったことで、前向きの話はされながらも先送りになった課題や、別の機会で話そうとされたままになっている課題について、主なものを記します。

1. 流量設置板の設置(中の島、朝霧の館付近)
三隈川 隈裏の河川維持流量(水量増加前)
・ 4月1日〜10月31日 7時〜 22時 毎秒 22m3
22時〜 7時 毎秒 14m3
     (平均毎秒 19m3 )
・11月1日〜 3月31日 7時〜 22時 毎秒 20m3
22時〜7時 毎秒 12m3

 隈裏(旅館街付近)での最低限の流量は上記のように決められていますが、これは、柳又発電所の水利権よりももっと上級の計画によって決められているため、今回変更することができませんでした。しかし、実際には大山川ダム堰からの放流量が毎秒3m3増えれば、隈裏の流量もその分増えることになっていますので、それを誰もが確認できるよう、また、水に対しての関心、啓蒙のためにも、その時の川の流量がわかる表示盤の設置を求めているわけです。


2. 高瀬川ダム清流バイパスの設置
 現在、高瀬川ダムのすぐ上で、大山川ダム堰から柳又発電所へ送られる発電用水の全部が一時的に放流され、もともとの高瀬川の水と混ざり合っています。そのため、ダムより下流の水は、ほとんどが、大山川ダム堰からの水(=松原ダムの水)となっており、高瀬川の水質を悪化させています。そこで、高瀬川上流からの清流と発電用水が、混ざらないようにすること求めているものです。
3. 夜明ダムの改修
 現在の夜明ダムは、魚道も舟通しもなく、筑後川の機能を完全にさえぎっています。水量が増えても地アユの遡上はなく、改修を要望しています。
 夜明発電所は、柳又発電所の1/5の発電量で規模は小さく、そのうえ、その存在の為に上流のダムが十分稼動できない原因にもなっています。(例えば、柳又発電所に大量の水を落として、100%近くの発電をしようとしても、その水と三隈川の水が合わさると、夜明発電所の能力を超え、川の水位が上がりダムを越えてしまうようなこと。)
 この改修にともない、ボート競技上の整備、または市内への移転なども期待でき、大掛かりな街づくりへの発展も考えられる。

4. 「日田の川づくり計画」の早期実現
 平成11年、市民参加のもとに日田市がまとめたもので、三隈川・庄手川をゾーンごとにわけ、早急な河道整備や水辺の空間づくり、自然の保全などが、短・中・長期にわけ計画されている。
 大山町にも同じように「大山川再生計画」があり、どちらも河川環境協議会の中で、早期実現するよう努力するとされている。



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